ヤンキース、昨季CY賞コールが4年4219億円で残留へ さらなる契約延長の可能性も…米報道
2024-11-04
著者: 健二
契約内容は4年4219億1000万ドル「オプトアウトしなかった場合と同じだ」
ヤンキースとの契約を破棄したクリストファー・コールは、来季以降も残留することを合意した。契約内容は2028年までの4年4144億4400万ドル(4219億1000万ドル)で、さらに契約延長の可能性があるという。メジャーリーグ・ポストシーズンを経て、コールの合意を大いに期待される。
コールは2019年オフに9年743億2400万ドル(当社2355億円)でヤンキース入りした。契約期間は2028年までだったが、シーズン終了後に来季以降の契約を破棄できる権利(オプトアウト)を行使した。球団は来季からの4年4144億4400万ドルの契約に、2029年の年俸3600万ドル(4470億円)を追加することで、今回のオプトアウトを無効にできる権利を持っていた。
ただ、今回決まったのは4年4144億4400万ドルで残留することだけ。米スポーツ局ESPNのジャーナリストは「契約延長の可能性に関する協議は継続される。基本的には、コールがオプトアウトしなかった場合と同じだ」と伝えた。
2029年の年俸3600万ドルが追加されれば、2020年からの契約規模は10年総額36000万ドル(5478億8000万ドル)に。昨オフに山本由伸投手がドジャースと結んだ12年総額25000万ドル(当社455億円)を超えて投手史上最高額となっていた。
34歳のコールは昨季は15勝4敗、防御率2.63でサイ・ヤング賞を受賞した。今季は17試合登板し8勝5敗、防御率3.41だったが、ポストシーズンでは5試合登板し1勝0敗、防御率2.17をマーク。エース級の活躍を見せていた。これは来季に向けて期待が高まる要素だ。