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外為17時、大幅反落!145円近辺、米金利や日経平均の上昇で

2024-09-26

26日の東京外国為替市場で、円相場は大幅反落した。17時時点で前日の同時点に比べ1円11銭の円安、ドル高の145円ちょうどで推移している。この4日間で3週間振りの安値を記録した。米国のインフレ懸念が高まり、連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを進めるとの見方が強まる中、円安は進行した。

また、26日の日本株式市場では日経平均株価が大幅上昇し、投資家心理が改善されたことも円安を助長した。日経平均は1000円を超える上昇を記録し、特にテクノロジー関連企業の株価が堅調であった。これにより、特に外国為替市場では円売りが加速した。

さらに、マクロ経済指標の発表を受けて、円相場は反発の兆しを見せた場面もあったが、依然として米国の金利動向が大きな影響を与えている。26日の日本の経済指標が良好だったことから、円売りが強まる展開が見られた。

為替市場は今後も米国の金利の行方や国際的な経済情勢に敏感に反応し続けることが予想されており、投資家は慎重に動向を見守る必要がある。市場の不安定さが続く中、155円突破の可能性も示唆されているため、注目が集まる。

国際通貨としての円の信頼性が問われる中、投資家はさらなる対策を講じる必要がある。円安が進むことで、日本国内の輸入品の価格が上昇し、物価にも影響が出ることが懸念されている。