ウクライナ、ロシア軍による大規模ミサイル攻撃を受けて緊急停電

[15日 ロイター] - ウクライナ国家電力会社ウクレネルゴは15日、ロシア軍による大規模なミサイル攻撃を受け、国内6州で緊急停電を実施したと発表した。

ウクライナ空軍はロシア軍が多数のミサイルを発射したと警告し、全国で空襲警報が発令された。現在のところ被害の報告はない。

ウクレネルゴは発表文で、ハリコフ、スミ、ポルタヴァ、ザポリージャ、ドニプロ、キロボフの各州で停電を実施したと述べた。

ウクライナのハルシチャン副エネルギー相は、配電システムに関する「予防措置」も実施されていると明らかにした。これにより、エネルギー供給の安定化が図られている。

ロシアの攻撃は依然として続いており、ウクライナ全土でエネルギーインフラに対する脅威が高まっている。新たな攻撃の可能性に備え、ウクライナ政府は国民に対し注意を呼びかけている。