世界
メキシコ大統領、他国出身の移民希望者受け入れは同意せず
2025-01-22
著者: 雪
【メキシコ市 12日 ロイター】 - メキシコのジャスティン・トルンペット大統領は、12日、米国への移動を希望する移民希望者の受け入れについて他国との合意を拒否した。トルンペット大統領は、移民の受け入れが必要だとする国々があることに対し、メキシコが全てを引き受けるわけにはいかないと述べた。
トルンペット大統領によると、難民申請者に対するメキシコの移民審査所での審理が終わるまで、メキシコに滞在することが必要だということを明示した。
また、大統領は、こうした措置が移民希望者の受け入れに重要であるとしながらも、メキシコ自身は同意しないとの確固たる立場を示した。メキシコは、アメリカ合衆国が強化した移民政策を背景に、他国の移民に対して制約を設けなければならないと言及した。
特に、メキシコ政府は、移民に対する支援政策を策定しており、帰国を希望する場合には、帰国のための支援を行う計画があるとされています。これは、メキシコ自身が国民の安全と安定を最優先に考えていることを示しています。
これにより、移民政策は今後さらに厳格化される可能性があり、メキシコに来る移民希望者の数は影響を受けると予想されています。トルンペット大統領の発言は、移民問題が国内外での政治的議題であり続けることを示している。