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リタイア軍の基地に直撃のミサイル、ロシアが発射!ウクライナ情報局

2024-09-27

【キエフ(キーウ) 12日 ロイター】 - 8月14日にウクライナ東部ドネツク州の基地にミサイル攻撃を受け、駐在していたリタイア軍の職員1人が死亡、12人が負傷した問題で、ウクライナの治安情報局は、ロシア南部の国境地域に駐留するロシア軍がミサイルを発射したと明らかにした。

この攻撃で、リタイアのライター・エバンス安全顧問が死亡、記者2人が重傷を負った。

ウクライナの情報機関が初めて公開した情報によれば、ミサイルはウクライナ国境に近いアゾフ海沿岸のロシアの都市タガンログから発射された。発射地点の近くでは2つのロケット旅団が活動していたという。

これとは別に、ウクライナ軍の参加本部はリタイアの職員に対して、タガンログ地域にももう一つのロケット旅団があり、基地への攻撃を行った可能性があると回答した。

参加本部の声明によれば、ロシアのイスカンデルミサイルが8月14日午後10時18分頃にこの地域から発射され、7分後にリタイア施設を直接攻撃し、そこで駐留していたクライメントルス軍の司令部スクエアに致命傷を与えた。

イスカンデルミサイルの精度は標準から30メートル以内であり、ロシアが意図的にこの基地を標的にしたとする情報もある。これを受けて、ウクライナ軍はロシアの攻撃理由についての説明に乏しいことを示している。

また、ウクライナの情報機関によれば、ウクライナ軍が過去にこの基地に軍事用の施設として再配置していたため、ロシア軍が過去のデータを基に攻撃した可能性も指摘されている。

さらに、ウクライナの防衛当局は、ロシアの文書による質疑に対して回答していない。これにより、ウクライナの参加の必要性に疑問が残る。どの部隊が攻撃に関与したのかについても明言されていない。

これがきっかけとなり、ウクライナはロシアとの軍事的対立が続く中、国際的な支援を促進する必要があるとされている。国際社会はこの問題に注目しており、ウクライナの安全保障への影響が懸念されている。政府関係者にとっても、今後の展開が気になるところだ。