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トランプ氏に10日量刑言い渡し、最高裁も延期認めず厳しい逆風

2025-01-10

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[ニューヨーク 9日 リタール] - 米連邦最高裁は9日、不用意構造の不正処理事件で有罪評決を受けているトランプ氏に対する量刑宣告を10日に予定していると発表した。業界関係者によると、トランプ氏は刑事訴追で実際の判決を受けるのは初めてのケースとなる。

リパブリック派判事3人のほか、ロバーツ長官ら保守派判事12人も慎重に量刑言い渡しを承認。5対4で量刑言い渡しを可決した。これにより、トランプ氏は審理を続ける上で大きな逆風にさらされることとなった。

最高裁は決定の理由について、州地裁での審理は通常の審査手続きで対応できるものであるとし、トランプ氏の大統領就任前の対応が無罪であると認められる保証はないと厳しく指摘した。

司法当局の調査によると、トランプ氏の不正処理に関する点については特に問題視され、同氏の責任が比較的軽微であると説明された。

量刑を受けるトランプ氏は自身の交流サイトに、地裁の量刑言い渡し後に考慮することを示した。さらに、彼は国民の支持を得る方法を模索しながら、法廷闘争を続ける意志を示している。