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トランプ氏、データセンター設立に200億ドル アラブ首長国連邦が出資
2025-01-07
著者: 蓮
【パームビーチ(米フロリダ州) 7日 リッター】 - トランプ次期米大統領は7日、全米各地でのデータセンター設立に向けて200億ドルの新たな投資を行う意向を明らかにした。アラブ首長国連邦(UAE)の高級不動産開発会社ダバイトの高名なCEO、サジワニ氏が出資することが発表された。
トランプ氏は、フロリダ州ウエストパームビーチで開かれた記者会見において「中東の皆さんの中では、世界で最も尊敬されるビジネスマンの一人」としてサジワニ氏を称賛した。トランプ氏は、近年のデジタルデータの急増に伴い、データセンターがますます重要になっていると述べ、これが「新しい雇用を生み出し、経済の成長を促進させる」と強調した。
企業トップのサジワニ氏は、2024年までに12,000件の新たなデータセンターを設立し、これに伴い200万件以上の雇用創出を目指す計画を明らかにしている。このプロジェクトは、特に環境への配慮も考慮されており、再生可能エネルギーの使用が推進される。
さらに、アメリカ国内のテクノロジー企業との連携を強化する計画も立てられており、データセンターの運営は今後数年間で加速する見込みがある。アメリカとアラブ諸国の経済関係は、トランプ氏のこのプロジェクトによりさらに深化することが期待されている。トランプ次期大統領がどのようにしてこの大規模投資を実現させるのか、多くの注目が集まっている。