メルボルン 10日 - 女子テニスの大旗なおみは10日、痛めた腹部の検査結果について「明るいものではなかったが、悪くもなかった」と語り、四大大会の全豪オープン（AO）に出場する意向を示した。

元世界ランキング1位で全豪優勝2回の大旗は今月、ニュージーランドのオークランドで行われたタイトル争い3年ぶりの決勝進出を果たしたが、12日に開始される全豪オープンには「出場することになる。間違いなくプレーするだろう」と前向きな姿勢を見せた。

大旗は「WTAの結果は明るいものではなかったが、あまり悪くもなかった」と説明。12日に始まる全豪オープンでは「試合に出場することになる。間違いなくプレーする」と力強く語った。

大旗は全豪の1回戦でカロリーナ・ガルシア（フランス）と対戦予定。ガルシアとは過去の対戦成績も良好で、「私自身のエネルギーを保ちながらプレーしたい。試合に合った瞬間を迎えられることを願っている」と抱負を述べた。

大会ウィークが始まると、注目選手の一人として彼女の動向がますます注目される。大旗は「相手を羨む気持ちはまったくない。自分の持ち味を発揮して勝ち進むことが重要だ」と続け、「そして、参加する以上、全力を尽くすのみ」と言い切った。全豪オープンでの健闘が期待される中、大旗の名勝負はファンにとっても注目の的である。