気象庁の2024年9月25日午後3時の実況によると、台風16号（シャマロン）が日本の南で発生しました。西に時速10キロで進んでおり、今後の進路を気象庁の予想に加え、米軍合同台風警報センター（JTWC）やヨーロッパのアメダス（ECMWF）の情報も参考にしています。

台風16号の進路予想

この台風は9月25日午後3時時点で中心気圧1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルに達しています。北東側330キロ、南西側280キロずつで風速15メートル以上の強い風が吹いています。

なお、今後北に進むと見られており、27日午後3時までには日本の南で温帯低気圧に変わる可能性が報告されています。

米軍（JTWC）やヨーロッパの見方

JTWCのシナリオによると、台風16号は今後北東に進む予想であり、日本の中京地域などに接近する可能性があると見込まれています。

中心付近の風の強さ

9月25日午後9時：最大風速15メートル 9月26日午前9時：最大風速13メートル 9月26日午後9時：最大風速13メートル 9月27日午前9時：最大風速13メートル 9月28日午前9時：最大風速15メートル 9月29日午前9時：最大風速15メートル

ヨーロッパ中期予報センター（ECMWF）の予報によれば、台風の動きを10日前までのデータを基に、アセンプレータを使用して見積もることが可能です。画面左下の「●」ボタンを押すと、台風の動きが再生されます。

「シャマロン」の名の由来

台風の名前「シャマロン」は、台風委員会で各加盟国が提案した名前が140個用意されており、発生した順に付けられます。「シャマロン」は「野生の牛」という意味を持つフィリピンが用いている名前です。