4度目の防衛を果たしたストシ

RIZINの10回目の大盛況な大会「RIZIN DECADE/RIZIN.49」が、12月31日に埼玉県のさいたまスーパーアリーナで行われ、ライト級タイトルマッチにおいて王者ストシが難敵ケラモフを相手に一本勝ちを収めた。試合は第1ラウンドにストシが三角締めで一本勝ちするという圧倒的なパフォーマンスを見せ、実質的に4度目の防衛成功を果たした。

ストシは2021年にトフィク・マエフとの王座決定戦で勝利し、その後はジョニー・ケース、ルイス・グスタボを相手に3度の防衛を果たしている。彼の卓越したグラウンド技術と試合での冷静さは、対戦相手にとって恐怖の象徴となっている。

2023年に入ってもストシは勢いを失うことなく、7月の「超RIZIN.2」でまたも王座を防衛し、11月には「RIZIN LANDMARK 7」でデビュー戦を果たした新鋭・桜木千翔に初防衛成功を飾った。この試合ではストシが経験豊富な試合運びで、初回1分28秒でTKO勝ちを収めた。

ストシの今後の試合が期待される中、次の挑戦者は果たして誰になるのか。また、彼がこのまま無敵のチャンピオンシップを維持できるのか、注目が集まる。