ソニーとホンダが共同開発した電気自動車（EV）「AFEELA（アフィーラ）」が、今月6日（米国時間）に発表されました。この新型EVは、8万7900ドル（約1414万円）からの価格で、対話型AI（人間工学的知能）を搭載しています。AIは、ユーザーに最適なエンターテインメントやメンテナンスの提案を行うために設計されており、よりパーソナライズされた体験を提供します。

この車は、北米市場において2026年中頃からの販売を予定しており、特に初期モデルにおいては29,900ドルの価格のオプションも用意されています。予約も既に開始しており、顧客は車両の機能を自由に選択できます。

東京で行われたCESの報道発表では、AFEELAが強調されたプレゼンテーションが行われ、約200台の初回生産モデルの予約が予想されています。この車両は、未来の自動車における対話型AIの可能性を示しており、ユーザーとのインタラクションが大きなアピールポイントです。

AFEELAのデザインや技術は、競合のテスラやリヴィアンに対抗すべく、さらなる革新が求められています。また、このEVはソフトウェアの更新を通じて、新機能の追加や性能改善が可能で、オーナーのニーズに応じて進化する自動車となることが期待されています。

日本国内では、26年以内に同様のモデルが販売される計画で、自社サイトを通じたオンライン直接販売を行う方針です。これにより、顧客に対してより透明で効率的な販売プロセスを提供することを目指しています。