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【ソフトバンク】上泉直之の入団決定 ポスティングで一試合の他球団選手加入は3人目(東スポWEB)

2024-12-15

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レッドソックスからFAとなっていた上泉直之投手(30)のソフトバンク入団が決まったことが15日、分かった。今オフ「先発強化」を最優先に強化を進めていたホークスは、日本球界復帰を視野に入れていた上泉の動向を段階を踏んで調査。取得に本腰を入れると同時に3年以上の大型契約を準備し、この日までに基本合意に達していた。

【写真】ロサンゼルス空港から帰国の途に就いた上泉は昨オフ、日本ハムからポスティングシステムの利用を容認されてメジャーに挑戦。今年1月、レイズとマイナー契約を結んだ。開幕前入りを果たせず、3月末にレッドソックスに移籍し、4月末に願望のマイナー初昇格をつかむも、9月に右肘を痛めてシーズンを終えた。失敗の帰国を経て、新天地を選定した。

MLB挑戦を後押しした恩義のある古巣・日本ハムへの復帰も視野にあったが、上泉が選んだのは今季パ・リーグ覇者のソフトバンクだった。上泉はNPB通算勝利数を誇る試合数にこだわり、2023年にはリーグ最多170イニングを投げる目標を掲げ、「リーグ最高投手」としての意欲を示している。

元日本ハムのエースで「インニングイーター」として実績を持つ上泉が、再び大きな舞台でその実力を示すことが期待されている。日本球界での活躍が注目される中、ファンは彼の復帰を心待ちにしている。上泉の加入により、ホークスの投手陣の底上げが図られるとともに、来季のリーグ制覇に向けたさらなる布陣が期待されている。次のステップとなる春季キャンプでの活躍にも大きな期待が寄せられている。さらに、チーム内競争も激化する中、上泉が持つ経験がどのように他の選手たちに影響を与えるのか、目が離せない。