「死体を車に積み込む瞬間」をGoogleのストリートビューが捉えてしまう
2024-12-24
著者: 蒼太
悪いことはできないな…。 世界中を巡るGoogleストリートビューの影響で、布のようなものに覆われた死体らしきものが犯行容疑者がトランクに積み込む瞬間を記録してしまったようです。
犯行現場がストリートビューに…
その死体と思われる何かは、昨年親族が失踪届けを出したキューバ人男性と考えられています。スピンを旅行していたこの男性、行き先不明になったときにはソリや遠隔地の小さな町に住んでいました。報道によると、自分の恋人だと信じていた女性に会うためにその地へ移っていたようです。
男性の携帯電話から不審なメールを受け取った親族は、何かがおかしいと確信しました。今年、男性のブラバラにされた遺体の一部がカスティーリャ・イ・レオン州のタフェコに発見され、殺害されたことがわかりました。
警察の声明によると、男性の失踪に関連したとされる容疑者が2人逮捕されたとのこと。興味深いのは、警察が容疑者を特定するための重要な証拠の一つとして、Googleマップのストリートビューに映っていた車両を使用したという点です。
この事件は、人々が見ているストリートビューがどれほどの影響を持っているかを改めて実感させるもので、実際には捉えにくい犯罪の瞬間を映し出す結果となりました。全体の約56人の町にストリートビューが映されているのは15年ぶり。
容疑者とされる人物が赤い車のトランクに死体らしきものを積み込んでいる時点に、Googleストリートビューが捉えたものでした。BBCによると、Googleが人々の町を撮影したのは、なんと15年ぶりだそうです。
警察当局は、行き先不明者の元交際相手の女性と、その女性と以前に交際していた別の男性の2人を、殺害された男性の死と失踪に関連した疑いで逮捕しています。
ストリートビューでは死体をトランクに積み込んでいるように見えますが、まだ容疑の段階で、その事例で犯罪の有罪判決が出たわけではないとのことです。この事件に限定されますが。
Googleマップが警察の捜査で重要な役割を果たしたのは、これが初めてではないそうです。2019年には、フロリダ州の湖に沈没した車の位置がGoogle Earthの画像で明らかになり、22年前の未解決事件が解決したことがあります。
「お天道様が見てる」と言いますが、ストリートビューが見られる時代になっていくのでしょうか。