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シャープ、堺工場一部売却へ スフトバンクに1000億円で

2024-12-20

著者: 結衣

シャープは20日、堺市に保有する旧テレピンク向け液晶パネル工場の土地や施設の一部をソフトバンクに売却すると発表した。売却額は約1000億円となる。ソフトバンクは人工知能(AI)向けデータセンターを構築する計画で、データ処理に使う画像処理半導体(GPU)の調達を含め、総投資額は数千億円規模に達する可能性がある。

データセンターを設置することにより、国内外の企業や研究機関がAI技術の研究開発を加速させる狙いがある。この動きは、デジタル経済の成長を促進し、技術革新を推進するための重要なステップと位置づけられている。

また、シャープは今回の売却により、自己資本比率を改善し、さらに研究と開発への投資を増やす方針だ。市場からの反応も期待されており、今後の株価にも影響を与える可能性が高い。シャープとソフトバンクの連携は、今後の技術進化にも寄与することでしょう。

AI技術の進展は急速で、特に自動運転車やスマートシティの実現において大きな役割を果たしています。シャープがこの新たな挑戦に参画することで、さらなる成長が期待されます。将来的には、企業のデジタルトランスフォーメーションを加速することができるかもしれません。