世界
驚くべき保全…ロシアで5万年前の子マンスーの死体発見
2024-12-23
著者: 桜
ロシア極東地域のサハ(ヤクチヤ)共和国で、5万年以前に生きた赤ちゃんマンスーの死体が発見されました。
12月13日(現地時間)、イスペスチヤなど現地メディアによると、サハ共和国の首都ヤクーツクにあるロシア北東連邦大学は同日、声明で約5万年前に生まれたと推定されるマンスーの死体を発見したと明らかにしました。
死体の大きさは身長1.2メートル、長さ1メートル、体重118キログラムと測定されました。研究者たちは、11歳と推定されるマンスーの年齢を正確に確認するため、放射性炭素年代測定を実施する予定です。
その赤ちゃんマンスーの死体は、6月にヤクチヤ北部のペルホフスキー地区のバタガイ川の氷に埋まって発見されました。住民たちは偶然発見し、その後報告されました。
死体は頭と前足など前の部分が先に発見されました。雰囲気が冷たい環境で保存されているため、よく保存されており、特に頭は驚くほどよく保全されています。
北東連邦大学のマンスー博物館の責任者であるマクシム・チュリコフ氏は、「現在、世界で発見されたマンスーの死体の中で最古」とし、「すべての臓器が保全されており、特に頭は驚くほどよく保全されている」と話しました。
研究者たちは、これによりマンスーの生態や進化過程について新たな知見を得ることができると期待しています。一方、この赤ちゃんマンスーは展示のために引き続き研究される予定です。近年、古代の動物に関する新たな発見が相次いでいる中、今回の発見は科学界にも大きな影響を与えるでしょう。