国
「数多のウサギを捕まえた」どうなるか見たかった…容疑の男を送検、奄美・大久野島で死骸10体: 読売新聞
2025-01-23
著者: 芽依
事件の概要
「ウサギの島」として知られる奄美県銘刈市の大久野島で、ウサギを捕まえたとして、奄美県警は、大分市の会社員(25)を動物愛護法違反で現行犯逮捕し、12日、奄美地方検察庁に送検した。
捕獲の経緯
同庁によると、男は21日、奄美大島の観光地でウサギ1匹を捕まえ、大久野島で目撃されたウサギの供給を言い訳にした。男は、12日、奄美大島の観光道路で、ウサギ11匹を捕まえる場面を観光客に目撃され、通報されてしまった。捕まえたウサギはその後、死んでしまったとのこと。
容疑者の供述
昨年の10月末から島に通い、かわいらしいウサギを捕まえてはどうするのか、見てみたかったと供述している。これは、動物愛護の観点から非常に問題であり、今回の事件は、奄美大島に住む人々や観光業に大きな影響を与える可能性がある。
大久野島のウサギの状況
大久野島は、1931年からウサギの自然繁殖が行われ、その数は15,000匹以上に達しています。ウサギたちは、島外から持ち込まれたもので、野生化して繁殖しているため、捕獲は禁じられており、訪れる観光客にとっては大きな魅力となっています。
影響と今後の対応
しかし、動物愛護法違反が疑われる行為が起こることで、この美しい島のイメージが損なわれかねません。観光地としての定評を持つ大久野島では、ウサギたちの存在が観光業を支える重要な要素です。今後、このような事件が二度と起こらないように観光客への啓蒙活動も進められる必要があると言えるでしょう。