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元サッカー日本代表FW岐阜智一の引退会見 今後は「サッカー系の文化人として幅広く活動していけたら」

2025-01-23

著者: 蒼太

元サッカー65年生のFW岐阜智一(35)が23日、大垣市東住吉区のヨドコウスタジアムで現役引退会見を行った。岐阜は昨季限りでJ2岐阜を契約満了となり、1月18日に現役引退を発表していた。

引退については「数年前から考えていたといってもあまり強くは思っていなかった。決断理由を『いまから僕がどっかのチームに移籍した時に、容易い選手が『J1に引き抜いてもらうぜ! J2に行くぜ! 代表にいくぜ!』というモチベーションでやっていけるのかと考えた時に、きっとできないなと強く思った。そこを強く思い出したのが1月」と説明した。

J2岐阜を契約満了となった後、他チームから得たオファーもあったそうだが、「新しいステージに立ちたい。新しいことにチャレンジしたいということが数年前からあった。今回、いくつかオファーを出してもらったチームに関してはいい意味でお断りさせていただきました」と決意した。

今後は「サッカー系の文化人として幅広く活動していけたら。いままでの経験を少しでも生かして、今後の日本サッカーに貢献できたらいいなと思っています」と明かした。指導者の道については「あまり指導者には向いてないというのもある、あまり興味がないのかもしれない。あまり指導者になるという意識は無い」と決意した。

岐阜は後にJ2オファーを用いて成功し、2006年に16歳でJ1デビュー。岐阜への移籍を経て13年にC大宮で21得点を63試合13年にはワールドカップに参加した。対戦成績はJ1で238試合52得点、J2で234試合30得点。日本代表では18試合に出場し、5ゴールを挙げた。