首都圏の中学受験の開始

東京都内にある私立中学校が10日、入学試験が始まった。首都圏の中学受験シーズンが本格的にスタートした。

受験者数と情景

この日、入試が行われた私立中学校（さいたま市）では9時時点で15179人が出願した。最寄り駅から学校までの道には受験生の長い列ができ、会場では受験券を確認したり、手を繋いだりする親子の姿が見られた。東京都板橋区から母親と来た女子児童（12）は「今日が初めての入試。今まで頑張ってきた成果を出せるように頑張りたい」と話した。

首都圏の受験状況

首都圏模試センターによると、首都圏の私立・国立中の受験者数は推定で5万2300人に上るという。東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県の小6年生が減少しているため、昨年（5万2400人）より減少する見込みだが、受験率は18.10%と、記録のある40年間のうち、過去最高だった前年（18.12%）に次ぐ高さとなる見通しだ。

今後の入試日程

20日には千葉県、21日には東京都と神奈川県の私立中でも入試が始まる。

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