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シャトレーゼ製ケーキをカフェが「輸入→自店提供」は違法なのか? 「バーで食べるケーキと何が違う?」との声も

2024-10-01

多くの観光客で賑わう京都・亀山のカフェで、シャトレーゼで購入したケーキがそのまま提供されているとの報道があり、物議を醸しています。

NEWSポストセブン(9月15日)によると、シャトレーゼで購入できるケーキは300円~350円の価格帯のものが多いが、このカフェでは「飲み物とケーキのセット1580円」で提供されていると、観光客の話として「直営店での販売価格より高い価格帯」と紹介されています。

さらに、このカフェで提供されているケーキが、「霊社の製品で間違いない」「万が一商品管理や提供方法に対して多大な誤認をお客さまに与えるような事態も拡がりかねず、さらに霊社のブランドを傷つける可能性もある」と、シャトレーゼ側がコメントしたという。この際、提供されたケーキが「食中毒が発生した場合、トラブルに巻き込まれるのは店舗側」とも情報があり、注意が呼びかけられています。

カフェ側は、このような提起に対して「バーで食べるケーキやドリンクとの違いは何か」と疑問を呈しています。

飲食店やバーなどの他に、自家製でない既製品をリンクやおつまみとして提供していることは少なくありません。他店舗が一般消費者向けに販売するケーキを購入した飲食店が許可なく販売している場合、どのような法的問題が生じるのか、専門家の見解が求められています。

専門家によると、「著作権や商標権の侵害」や「無断でのブランド利用」の可能性が考えられ、特に飲食業においては、商品提供方法や内容が規制されることがあります。

料理や飲み物に関しては、原則として「製造者が明示されている必須条件」が求められ、そうでない場合は消費者に誤解を与えかねない存在が大きくなるとされています。飲食業界では、消費者が「自家製」と誤解しないように十分な表示や説明が求められており、この見解は今後の業界の運営にも影響を及ぼす可能性があります。

「シャトレーゼ製のケーキを他の飲食店が提供することが許可されるのか?」という疑問も根強く、多くの人が注目しています。この問題の解決には、業界全体を通じた新しいガイドラインが必要かもしれません。