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シャープ、木製の外装を持つ空気清浄機を発表!価格は55万円、デザイン監修者が自ら設計した事務所がチェック

2024-09-26

シャープは9月26日、外装に木材を使用した空気清浄機「FU-90KK」を発表しました。この新しいデザインは、建築家でありデザイン監修者の斉藤さんの設計に基づいています。価格は55万円です。

日本の伝統的な美意識を反映した「弦兵衛筒」(すみそ:細い竹材をつむぐように仕立てたもの)や、漆から着想を得た外装が採用されており、視覚的にも心地よさを追求しています。

稼働状態を示す表示部は明るさ調整の機能があり、「家具のように上質な空間に溶け込む」と評判です。一般家庭の他にも、公共施設や宿泊施設などの需要も期待されています。

斉藤さんは、「今回のプロダクトを見て、機械っぽさが完全に消えたと自分でも思っている。和の空間というものが取り戻されつつある」とコメントしており、これが新たなトレンドを生む可能性を示唆しています。

この空気清浄機は、最大40畳(66m²)まで対応可能です。静電HEPAフィルターや脱臭フィルターが両側に配置されており、部屋の隅から吸気する構造となっているため、効率的に空気を清浄します。また、自動的に運転モードを「静音」「中」「強」の3段階に切り替えることが可能で、静音モードで運転時も20dBという静けさを保っています。

外形寸法は374(幅)×374(奥行き)×656(高さ)mmで、重さは約14kgです。このプレミアムな空気清浄機がもたらすインテリアとしての存在感と、機能性は、多くのユーザーに受け入れられることでしょう。これはただの家電ではなく、あなたの空間を豊かにし、健康をサポートするパートナーとなるでしょう。