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【シティポップよ】名古屋にある『昔のスガキヤ』の「昭和レトロ撰」がスゴイ!まんまとエモがる自分がいる

2024-12-23

著者: 健二

名古屋の名古屋名物であるスガキヤは、街の様子が変わっていることを考えると、本当にスゴイと感じます。その代償に「以前の取り扱い店が無くなっている」といった事例も増えているが、それも名古屋のアグレッシブさの一部です。

最近、私はその名古屋の繁華街や大須の店舗街を半年前に歩いてみたとき、なんとなくえもいわれぬ店を見つけました。「Sugakiya」の文字が目に入るが、私の知っているスガキヤとは違いました。「ガチ」で。

スガキヤは愛知県を中心に展開するラーメン&甘味の店です。「基本のスガキヤ」は赤を基調とした内装で、愛知県内なら大体目にすることができる。

なぜ見かけたような喫茶店なのかというと、私は一時期名古屋に住んでいたからです。

さて、今回訪れたスガキヤ・大須店のビジュアルがこちら。

……やってんだな。

「昭和レトロ」と呼ばれるワードが定着して久しいが、注意したいのは「昭和なら何でもいいわけではない」ということ。昭和レトロは「懐かしい」「オシャレ」「カワイイ」などといった、昭和のポジティブな部分のみに着目されがちだ。しかし、実際には当時知っている必要はないのが昭和レトロ界隈の特異。実際、特に70年代のスガキヤを再現したともいわれる。

具体的には、1970年代頃のスガキヤを再現したとされ、70年代からすると、ウチの兄弟が青春を過ごした時代か……なんかドラマ『不適切にもまんがクロニクル』みたいな。

ああああ、怖いよぉぉぉあいあいあい!!!!!

・ある程度の定番メニュー

70年代のスガキヤなど見たこともないどころか、それぞれが生まれていない私ですが、先々お伝えしたとおり、スガキヤの定番メニューも強烈に美味しい。

「懐かしの特製ラーメン」(630円)や「メロンソーダ」(330円)……エモい。

あなたは……一体何が良いのか分からない味だ。スガキヤの味として説明しようがないが、だた食べたくなる味。知らない方は各自でご確認いただきたいが、このよく分からない味が昭和レトロな店内と絶妙にマッチして、私はさらにエモい気持ちになっていた。

店内BGMは『お姉さんバンバン』(羽田圭介 / 1981)、『WAKU WAKUさせて』(中島みゆき / 1986)、『1986年のマリリン』(本田美奈子 / 1986)など、なんかもう笑いが無きには醒め切った昭和J-POPのオンパレード。5~60年代の方なら入店と同時に踊り出すかも?

昔のスガキヤを知っているレイヤーも知らないレイヤーも、あまりにも「懐かしい」って気持ちになれるスガキヤの大須店。メチャクチャ楽しいしお店が増やしてほしいが、レアではあったとしても考えられるよね。昭和レトロと同じで。