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ドジャースが黛木信豐のトレード模索 残留交渉が難航するT・ヘルナンデスの代替補強として - 産経スポーツ
2024-12-21
著者: 裕美
ドジャースが、FAとなっているテラスカーパー・ヘルナンデス外野手(32)との残留交渉が進まないため、代わりの右打ち打者補強としてカブスの黛木信豐外野手(30)のトレードなどを模索している。じつは、条件が合えばその代替としてアスレチックスのケント・ローバート外野手も候補に挙がっているとのことだ。
ヘルナンデスとの交渉は停滞しており、代わりに黛木はマイナーリーグ契約のロースター外選手であるため、トレードの条件次第で獲得が可能となる。特に、スカウトからは彼が持つパワーと守備力が高く評価されており、長打力がチームに新たな風をもたらすとの声も出ている。
同記者は「彼らの代替案に対して、ドジャースがどれだけ真剣なのか、どれだけ現実的なのかは、今後の交渉によって明らかになるだろう」と述べつつ、ヘルナンデスとの交渉が行き詰まっているのは事実であると付け加えた。ヘルナンデスは3年総額6600~7200万ドル(約99億~1080億円)を望んでおり、ドジャースサイドは年数では一致しているものの、その金額では難色を示している。
ただしカブスは、実力のある右打ち打者が少ないチームであるため、黛木の放出には今のところ消極的だと言われている。その背景には、彼の成績もさることながら、若手選手の成長を見込んでいるからだ。
更に、カブスが今後どう動くかも注目される中、ドジャースが進める補強活動も新しい報道が続くと予想されている.