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石破茂首相、ペルーへ出発 APEC、G20に出席 ミャンマーとの初会談も

2024-11-14

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石破茂首相は14日、東京を出発し、政府専用機でペルーのリマに向かいました。アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するためです。その後、ブラジル・リオデジャネイロで開催される主要20か国・地域首脳会議(G20サミット)に参加する予定です。

会議では、バイデン米大統領や中国の習近平国家主席などと様々な国際問題について議論を行い、世界経済の成長促進に向けた協力関係を深めることが期待されています。特に気になるのは、ロシアのウクライナ侵攻や中国の経済成長鈍化が中心テーマになる見込みです。

また、石破首相はG20サミットの途中で、ミャンマーの指導者とも初めて直接会談を持つ予定です。ロヒンギャ問題や国内の人道状況についての意見を交換し、日本の立場を伝える機会となるでしょう。

このAPECとG20での討議内容は、2024年に向けた国際的な経済政策の方向性を示す重要な機会となります。国内経済の回復や国際的な連携が求められている中、首相の手腕が試される場でもあります。石破首相は16日まで滞在し、帰国後には自らの政権にどのような影響を与えるかも注目です。