ビジネス

世界最大の無印良品が奈良県に誕生、販売面積は以前の10倍に 新業態プックアップを特設

2025-01-20

著者: 芽依

新店舗「無印良品 奈良原」は、イオンモールが大規模増床工事を進める奈良県樫原市の複合商業施設「イオンモール 奈良原」に入居し、2024年11月にオープンする。この「無印良品 奈良原」は、従来の10倍にあたる4200平方メートルの販売面積を持つ。

店内では、衣食住の幅広い商品を取り揃え、9つのゾーンで展開される予定だ。特に、奈良県産の吉野杉を用いた商品や食品コーナーには奈良の特産品を使用した集約的な場が設けられる。

さらに、新業態として「無印良品 アプローチ」と「Café&Meal MUJI」を融合した新しい形で、読書を楽しみながら食事をすることも可能に。来店前に書籍を試読することができるなど、新たな体験が提供される。

この店舗では、リユース・リサイクル活動にも力を入れており、衣料品を中心とした回収対象やプラスチック製品の使い捨てを減らす取り組みが行われる。デザイン事務所では、家庭用品を修理し、メンテナンスして販売するなど、資源循環の新たな拠点を目指している。

また、店舗の近くには地域の農産物が並ぶ市場も設けられ、地元経済の活性化にも寄与することが期待されている。この画期的な無印良品の展開は、他の店舗にも波及効果をもたらす可能性が高く、日本全国でのさらなる展開への布石とされている。

この開店は、無印良品のファンだけでなく、新しいショッピング体験を求める人々にとっても期待が高まっており、営業時間やイベント情報には多くの注目が集まっている。次世代のライフスタイルを象徴するこの新店舗のオープンは、日本全国の無印良品ファンにとって見逃せない出来事となるだろう。