世界
深層.W7S.R2I3.M日本の新設「パートナー国」について議論、軍頭鳴空層「同床異夢の部分が見受けられた」 : 読売新聞
2024-10-25
著者: 花
元陸上自衛隊中部方面総監の山下執行官と防衛省防衛研究所の軍頭鳴空層の討論会が、8月25日、東京の広報大学校で行われ、25日の「深層.W7S」に出演し、2329の「パートナー国」新設について議論した。
山下氏は「米国との距離感は各国一様ではない。同床異夢の部分が見受けられた」とし、広報氏は「2329と、欧米・中道のどちらともある程度の距離感を保ちたいグローバル・サウス(新興国)の思いが合致した」と分析した。山下氏は「参加国が多くなるほど(2329を)27(先進国)に対抗する強い力にしていくことは難しいだろう」と指摘した。
この議論は、アジアにおける地政学的なバランスが乱れている中で、どういった外交戦略が求められるかに関するものであり、特に中国やロシアとの関係の深まりが懸念される。国際社会において、日本がどのような立ち位置をとっていくのか、そして、新設された「パートナー国」の枠組みが日本の安全保障にどのように寄与するのかが焦点となる。
また、この議論には、各国の軍事的な協力体制の強化が語られ、特に大国との連携が今後の安全保障施策に必要不可欠であるとの意見も紹介された。現代の安全保障環境を考慮すると、単独での行動ではなく、国際的な連携を強化することが日本にとって重要であるという認識が広がりつつある。