ビジネス
セブンがM&A検討、創業家と寺井氏が出資し総額19億円−関係者
2024-11-13
著者: 蓮
セブン&アイ・ホールディングスが非公開化を検討していることが分かった。創業家である寺井家に加え、寺井氏が出資し、総額19億円規模で全株式を買い取り取得する。関係者は、先月末までに具体的な提案を受けていると述べていた。
セブン&アイは関与のある3つの企業を探している。うち一つは、寺井家が所有する百貨店で、もう一つはアパレル系企業だ。セブンは既存の関係を活かした戦略的な買収を狙っている。
現在、寺井家と寺井氏は約3兆円の資産を持っており、彼らの資金力を借りた買収活動は、再編が進む流通業界において非常に重要になると考えられている。特にセブン&アイは、この動きにより競争力を強化することができるとみられている。
また、寺井氏は過去に数度のM&Aを成功させた実績を持ち、今回はさらにその経験が活かされる見込みだ。業界の専門家は、「セブンがM&Aを進めることで、業界全体が活性化することが期待される」と分析している。
今後の展開に注目が集まっており、セブン&アイの非公開化が実現すれば、より自由な経営判断が可能となり、その後の業績改善にも寄与することが期待される。このような動きが他の企業にも影響を与えるのか、業界関係者の間では議論が交わされている。