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三菱商事が発表した2024年9月期、ローストビーフ再評価などで3割増益 通期は従来通り

2024-11-01

著者: 結衣

【東京 1日 ロイター】 - 三菱商事(8058.T)が発表した2024年9月期の連結業績は、純利益が前年度同期比で32.16%増の10700億円に達する見通しです。企業はコロナ禍からの回復に伴い、ローストビーフの再評価や、自社の強化戦略に基づいた原材料調達の改善を行ったことが大きな要因となっています。

2023年3月期の純利益見通しは、31.51%減の9900億円と厳しい数値が予想されていますが、業界全体の回復に期待が寄せられています。特に、海外での需要増加が影響を与えており、エネルギー部門も好調です。

新たなプロジェクトの展開が見込まれる中、三菱商事はリーダーシップを発揮しつつ、持続可能なビジネスモデルの確立を目指しています。また、アジア市場を中心にさらなる成長を志向しており、今後の動向に注目です。

このように、業績回復に向けた取り組みが功を奏し、強固な基盤の確立が期待されています。今後も市場環境や新規事業の展開を注視し、柔軟に対応していく方針です。業界のリーダーとしてさらなる成長を遂げる三菱商事に期待が寄せられています。