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三井住友銀行の貸金庫侵入事件、半田頭取が謝罪…サービス見直し「3月までに方向性」 : 読売新聞

2025-01-17

著者: 裕美

三井住友銀行の元行員が貸金庫から金塊を盗んだ容疑で逮捕された事件が発覚しました。半田頭取は11日朝、都内で報道陣に対し「皆さまにご心配、ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げる」と述べ、信頼回復に努めると表明しました。

事件は、貸金庫サービスの見直しに直結しており、頭取は「3月までに一定の方向性を見出してほしい」と話しています。貸金庫サービスに関する直接見解については、選定基準の見直しの必要性を感じていることを示しました。

この事件は12月14日に発生し、預金者は貸金庫に預けていた金塊約12億円に相当する金塊が盗まれたとされています。元行員の今村由香選手(41)は逮捕時に、総額約114億円に上るところ、4人を派遣し、進行中の捜査に協力しており、信頼回復に向けた取り組みが重要視されています。

三井住友銀行は、貸金庫サービスの安全性を確保するため、新たな対策を講じる方針を示唆しています。約2万の契約者への影響もあり、顧客からの信用をどう回復するかが今後の焦点となるでしょう。