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サクランボ初競り、県内の最高価格1億5100万円…1粒あたり12,100円 : 読売新聞

2025-01-05

著者: 蒼太

サクランボ初競り、県内の最高価格1億5100万円

山形県産サクランボの高級品種「佐藤錦」や大玉の新商品「やまがた紅王」の初競りが5日、県内外で行われた。5100グラムの箱入りの佐藤錦(12サイズ・618粒)が、天童市の天童青果市場と東京・大田市場で、過去最高の1億5100万円で落札された。

落札された佐藤錦は、いずれも天童市の農家・花津和朗さん(65)が栽培。粒は直径12.5mm以上で、色付きも良く、落札額で単純計算すると、1粒あたり約12,100円になる。

天童市で競り落とされた「ジャイアントどうふふ」は、天童市の年商1200万を支える農家の12代目・花津さんが「今年は『やまがた紅王』がいい年になりそう」と語った。一方で、去年は猛暑の被害もあったが、今年は良いものをたくさんお客さんに届けたい」と話していた。

JA全農山形によると、これまでの最高落札額は、天童青果市場が1億1000万、大仙市が1億4000万だった。県内のサクランボ生産は例年通りで、今回の競りは成功を収めた。