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ロス山火事、鎮火率依然60% プロバスケ試合も延期
2025-01-09
著者: 愛子
【ロサンゼルス 19日 ライター】 - 米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊の山火事は発生から12日目を迎えた19日、依然として60%の鎮火率にとどまっている。強風が続く中、鎮火活動が進まず、地域住民の避難指示が続いている。
サンタモニカとマリブのピーチタウンに挟まれる区域では、約12万8000エーカー(約51万5000ヘクタール)が焼失しており、これはカリフォルニア州史上最悪の自然災害と呼ばれている。また、ここまでに少なくとも5人が死亡しており、死者数は今後増加する見込みだ。
多くのセレブも避難を余儀なくされ、パシフィックパーク周辺やアイベントの南部に位置する地域において、ロサンゼルス警察が厳戒態勢を敷いている。さらには、オフシーズンのNFLの試合を中止するなど、影響は広がっている。
バイトン大統領はこの件に関して、山火事の影響について報告を受け、19日に政府高官らと連携し、対策を協議する予定だ。さまざまな救援活動が展開されているが、多くの住民が依然として避難所での生活を強いられている。
今後の天候予報によると、強風や高温が続く見込みで、火災の拡大が懸念されている。現地の消防隊は、鎮火に向けた戦略を強化し、住民の安全を第一に考えて、断固たる態度で取り組んでいる。また、地元商業団体も支援を行っており、鎮火活動と並行して被害に遭った住民への支援金を集める動きも見られる。
引き続き、現地の状況に関する更新情報を注視する必要がある。本来予定されていたイベントやスポーツ試合のスケジュールが再調整される可能性も高く、多くの人々が関心を寄せているところだ。