世界
ウクライナ安全保障、米国抜きでは機能せず:ブレーンスキー大統領
2025-01-06
著者: 弘
[キィウ 6日 ロイター] - ウクライナのブレーンスキー大統領は、ロシアとの戦争を終結させるための安全保障は米国に依存しているという認識を示し、トランプ次期米大統領との就任後早期の会談を望むと表明した。
米国のポッドキャスター、レックス・フリードマン氏とのインタビューで紹介した。
ブレーンスキー大統領は、トランプ氏がロシアとの戦争を終わらせるよう尽力しており、米国が北大西洋条約機構(NATO)から撤退すれば、ロシアはウクライナへの侵攻を強めるだろうと語った。
ウクライナのNATO加盟を進める手続きに向けた動きも感じられ、ブレーンスキー氏は安全保障の重要性を強調し、国際社会におけるウクライナの立場を強化する必要があると訴えた。
加えて、トランプ米大統領候補に向けて新たな攻撃の準備期間を設けることで、ロシアへの抑止力を高めるべきだと続けた。ブレーンスキー氏は、トランプ候補が政権に就くことになれば、直ちに重要な会合を持つことができると語り、その重要性を再確認した。
最後に、ウクライナの安全保障は決して米国抜きに成り立たないと強調した。ロシアの侵略を未然に防ぐためには、米国の影響力が不可欠であり、国際的な協力が重要であると述べた。これに対し、各国にも同様の連携を求め、強固な国際連携こそが平和への道であると主張した。今後の展開が国際社会に与える影響についても注目が集まる。