世界

ロシア西部クルスコ州にウクライナのミサイル、6人死亡=当局者

2024-12-20

著者: 健二

モスクワ 10日 ロシア西部クルスコ州のリースクで、10日、ウクライナのミサイル攻撃により子どもを含む6人が死亡しました。同州のヒュージンスキー知事が明らかにしました。

知事は、攻撃があった際、13歳を含む11人の負傷者が地元の病院に搬送されたと述べています。攻撃の責任者は「当然の報い」を受けることになるとのコメントを発表しました。

ウクライナは、今回の攻撃が、ミサイル制御システム「ハイマース」を使用したとしています。この攻撃により学校やレクリエーションセンターのほか、民間住宅などが被害を受けています。

リースクはウクライナ北東部スルビアと接しており、国境から約16キロメートルの距離に位置しています。

プーチン大統領は19日の年次記者会見で、クルスコ州にとどまるウクライナ軍について、時期を見て明言することなく追い出すと語っていました。

また、この地域における国際的な関心が高まっていることから、続報が期待されます。国際情勢の変化に伴い、ウクライナとの緊張が高まっている今、世界の目がクルスコ州に注がれています。