健康

ロサンゼルスで新たに11人がデング熱感染 今年間で合計11人に (10/31)

2024-10-31

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【ロサンゼルス31日】ロサンゼルス郡の保健当局は、デング熱に感染した新たな患者が2人報告されたと発表し、これにより合計11人の感染者が確認されたと明らかにしました。

新たに報告された2人について、1人はボールドウィン・パークで確認された感染者で、地元の保健当局はこの地域発での新規症例として、感染拡大の可能性について注視しています。

特に、今年の8月以降にパノラマシティとエルモンテでも感染者が報告されており、これらの地域でのデング熱対策が急務とされています。

ロサンゼルス郡保健局長のモントフィス氏は、デング熱の広がりに対する警戒感を強調し、最近の2件の新たな追加感染者が、地域社会で持続的に増加する可能性について警告しています。デング熱が蔓延すると、重篤な健康問題を引き起こす場合があり、特に高齢者や免疫力の低下した人々に大きなリスクが伴います。

サンフランシスコやマイアミなどでも過去にデング熱の流行が確認されており、これにより、ロサンゼルス郡でも住民に対する啓発活動や感染予防策が強化されている状況です。特に蜂の巣から近い環境では、蚊の繁殖が活発になるため、地域住民に対して周辺の水たまりを見直すよう呼びかけています。

症状としては、高熱や頭痛、筋肉や骨関節痛などがあり、早期発見・治療が鍵とされています。ロサンゼルス郡では、すでに10月上旬に開催された住民向けのセミナーで、デング熱の予防や症状についての情報提供が行われました。保健局は「すぐに医療機関を受診し、適切な治療を受けることが重要だ」と指摘しています。