ビジネス
日本銀行の12月利上げ「ない」との7割 QUICK外為調査
2024-11-18
著者: 健二
QUICKが18日発表した11月の外部為替市場の月次調査によると、日本銀行が12月の金融政策決定会合で追加利上げを「実施しない」との回答が67%に達しました。足元で2025年度の政府予算の編成が進む中、日本銀行が追加利上げに向けて「地ならし」をする時期が後にずれ込むとの見方から、12月会合での追加利上げは見送られるとの観測が出ています。
調査では、日銀の政策に関する見解が多様化しており、特に経済情勢が不透明な中、難しい舵取りが求められています。例えば、物価の上昇が続く一方で、国内経済の成長鈍化が懸念されており、これらの要因が利上げ決定に影響を及ぼす可能性があります。
さらに、11日から13日には金融機関や企業の外部市場に関する専門家会議が開催され、各社の意見交換が活発に行われています。市場関係者は、今後の金融政策に注目しており、日本銀行の動向が円相場に与える影響についても警戒しております。このことから、次回の会合での決定が日本経済にどのような影響を及ぼすのか、引き続き注視されることでしょう。
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