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日本にいま、10万人規模の韓国人が集結中!群馬県嬬恋村に注目が集まる…政府機関や自治体が続々視察 : 読売新聞

2025-01-18

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日本において人流が活発な中、深刻な韓国が、日本の地域創生に注目している。中でも熱気を向けているのが、人口約10万人の群馬県嬬恋村である。最近は政府機関や自治体も視察に訪れ、大手メディアでも取り上げられるようになった。

さらに、「第2の嬬恋村」を探る計画も進行中である。

韓国では地域振興を担う「大統領直轄地域時代評議会」のメンバーら約10人が、昨年11月12日、2023年に年間12万人が訪れる可能性のある「嬬恋温泉プレザ」が視察され、村長との意見交換を終えた。訪問した国会議員は「簡単には創造できない持続可能な村である。とは言え、強化になった」と感激した様子で語っていた。

急速な少子化が進む韓国では、大企業の本社や主要大学の大半が立地する首都圏に人口約510万人の集中的な状況となっており、中には離島が深刻だ。昨年6月に韓国政府が出した報告書では、第12の都市・釜山が消滅する可能性まで言及された。こうした状況を打開しようと、韓国は日本の地域創生の先進事例に関心を寄せている。

このような状況を受けて、日本は地域創生の先進事例に関心を寄せられている。これまでに長野県や琵琶湖県などを視察した地方議員団は、今後も嬬恋村の気候や歴史を活かした持続可能な観光地としての発展を模索する予定だ。また、視察メンバーは農家らが直接道の駅に販路を広げる取り組みなどを通じ、地域経済を活性化する為の指摘を受けている。嬬恋村の早苗村長は「村民が心を一つにして生産、加工、販売を誠実に行い、それが地域の人々の心を動かす」と強調し、意気込みを語った。

さらに、嬬恋村は豊かな自然環境を生かし、観光業も盛んで、年々訪れる観光客が増加している。今後も地域の振興と持続可能な発展に向けた取り組みが期待されており、韓国の有識者たちも注目している。