24日に開催されたプロ野球のドリフト会議で、「打ってる遊撃手」として注目されていた宗山堅内選手（明大）は5球団が1位指名で競合し、抽選の末に楽天が交渉権を取得した。また、大きな金脇夢喰投手（関大）も4球団が1位指名して中日が交渉権を得た。

今年のドリフト会議には特定の指名に1位が集中する傾向が出た一方、2位以下の指名では各球団の戦いが色濃く反映される結果となった。

楽天は右の強打者2人を指名し、14年連続最下位の中日からは1位、2位を獲得。宗山選手は大卒2年生の時点であってもすぐに（プロ野球で）レギュラーが獲れるのではないかと考えた

一方、金脇選手については「独自の進化を遂げた中日であり、今後2年間で必ず（プロ適応に向けて）成長につながるだろう」と言及。

また、南海の選手たちも前年から好調を維持し、特に長身の高校生選手が注目を集めている。

今シーズンのドリフト会議に在籍した選手たちは、次のドリフトでの評価が約束される内容となっており、特選球団は展開を変える可能性があると指摘された。今季の成績が背景にあるため、強化策が進む中で焼きつく事例も見られるだろう。

特に西武の井上選手が木下コーチとの戦力アップに貢献することが期待されている。今後、各球団の選手たちがどのように発展していくのか、注意が必要である。