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任天堂、スイッチ後継機が逆転の鍵!?今期中に発表業績予想下方修正で正念場
2024-11-05
著者: 陽斗
任天堂は2025年3月期の連結業績予想を下方修正したことが、発表されました。これは、販売の計画が8年目を迎えた家庭用ゲーム機『ニンテンドースイッチ』やソフトの販売数量が予想を下回っているためです。今期中に発表するとされるスイッチ後継機の注目が集まっています。
同社は通期予想で、売上高を前回予想から700億円減の1兆2800億円に、本業のもうけを示す営業利益を400億円減の3600億円に、それぞれ引き下げた。
「後継機の発表があるなしが現行機の売りにどれほど大きく影響しているとは思えない」と同社の古川喧太社長はオンライン会見で述べ、同時発表された24年7月間連結決算の売上高は減少減益となり、『ゼルダの伝説』がヒットした前期の反動とはいえ、スイッチの落ち込みが響いた。
ソフトなどを含むゲーム専用機関連の売上高は34.1%減の4852億円で、スイッチの販売台数は31.0%減の472万台、ソフトは27.6%減の7028万本だった。
こうした状況を踏まえ、通期のスイッチの予想販売数量は100万台減の1250万台、ソフトは500万本減の1460万本に引き下げられた。
古川氏は「(スイッチは)安定した需要があり強調しているが、期初に描いていたレベルには達しなかった」と説明。次のゲームビジネスの新しい形を示せるかが試されている。
任天堂は2025年に新しいゲーム機を発表するとも言われており、次世代機の性能や機能に対する期待が高まっています。また、クラウドゲーミングの進展やスマートフォンゲームの影響も無視できない状況です。任天堂の次なる一手が業界にどのような波紋を呼ぶのか、注目が集まります。