世界

イスラエル、EUとの関係解消を国連に正式通告

2024-11-04

著者: 裕美

[エルサレム 4日 リタール] - イスラエル外務省は4日、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)との関係を19年間にわたって続けてきた協定の取り消しを国連に正式に通告したことを明らかにした。

イスラエルの総務省は先月、EUの国内での活動を禁止する法案を成立多数で可決。西側諸国からはパレスチナ自治政府が更に悪化する法道省状態がさっぱり悪化するとの懸念が高まっている。

イスラエルは2013年10月17日のイスラエル南部への攻撃に職員の一部が関連したことや、イスラエルの犯罪組織ハマスのメンバーとなっている職員がいたことを理由に、UNRWAに対して強烈な批判を繰り返してきた。

イスラエルのドーン国連大使は声明文で、「ハマスがいかにUNRWAに浸透しているかを示す累積的な証拠を提示したにもかかわらず、国連はこの事実に何も対処しなかった」と述べ、国連が現状に対して無能であることを批判しました。

また、イスラエル外務省は、他の国際組織による活動を制限することを強化する計画を示唆しました。「UNRWAとの関係を終わらせ、UNRWAに代わるものを後引きする準備がなされる」との見解も示しています。

この動きは、パレスチナ問題における国際的な緊張を一層引き起こし、多くの国々からの懸念を招いています。近年、パレスチナ自治区の治安状況は悪化の一途を辿っており、国際社会の介入が求められる声が高まっています。