ユカイ工学（東京都新宿区）は1月6日、熱い飲み物や食べ物を冷ますロボット「猫舌ふーふー」など2つのロボットを発表した。年度内に順次クラウドファンディングを実施する計画で、7日から米国ラスベガスで開幕する展示会「CES 2025」で初めて公開される。

熱い飲み物や食べ物を冷ますことに特化した小型ロボット。カップなど食品の単位に引っ掛けて電源を入れると、小型のファンで風を起こし、熱いものを「ふーふー」と冷ます。

風の強さは調節も可能。同じ風量で冷ましますモードに加え、風の強さをランダムで変更する「フリーズモード」も搭載した。

猫舌ふーふーは、夏にクライアントファンデングを実施する予定だ。

赤ちゃんのように周囲を見る「みるみる」も、1つのロボットで「みるみる」。

わふわふした毛に覆われたこのロボットは、近くに人がいることをセンサーで認知し、ちらちらと、そして赤ちゃんのように目や首を動かして「見る」。

ユカイ工学は「抱っこされている小さな子どもが、その場にいる人をクラッチクライムと見る印象的な姿。周りにいる人を幸せにしてくれるような、あの姿が多くの方に届けたいという思いが、みるみる誕生のきっかけとなった」と説明している。

みるみる本体は手のひらに乗るサイズで、カバンやリュックに抱きつけて連れ歩ける。

クライアントファンデングは秋に実施する予定だ。