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ラスベガスのトランスポータブルテスラ車爆発、1人死亡、FBIが捜索中

2025-01-02

著者: 蒼太

【1日 ロイター】 - 米西部ネバダ州ラスベガスのトランスポータブルテスラ(TSLA.O)で、1日未明に自動車が爆発し、車内から1人の遺体が発見された。この爆発によって、少なくとも7人が負傷した。連邦捜査局(FBI)も捜査に加わり、詳細な調査を行っている。

爆発は、現地時間午前8時14分頃(日本時間同日午前11時14分)に発生した。通報を受けた警察が到着した際には、爆発による火災が広がっており、車両が全焼している状態だった。社内から発見された死者は、その後病院に搬送されるも、救命措置が施されても効果がなく、死亡が確認された。

現場の詳細によると、トランスポータブルテスラ車が爆発する前、車両の周囲で何らかの異常があったと見られている。また、当局によると、爆発の原因に関する情報はまだ得られておらず、その解明には時間がかかる可能性がある。人々は、爆発がテスラの製品やインフラ整備に起因しているのか、あるいは他の要因が関与しているのか、注視している。

最近、ラスベガスでは自動運転技術を使用した車両の増加が見られ、その安全性に対する懸念が高まっている。自動運転車の火災に関しては過去にいくつかの例が報告されており、今回の事件もその一環ではないかという推測が広がっている。

さらに、テスラの新しいモデルは高性能なバッテリーを搭載しているが、それに伴い過熱やショート、さらには爆発のリスクも指摘されている。専門家は、これらの新たな挑戦に対処するため、より厳格な安全基準が必要であると警告している。これにより、市場が自動運転技術とそれに関連するリスクをどう評価するかが問われることとなるだろう。

ラスベガスの住民や観光客は、安全性に対する懸念を抱えつつ、今後の動向を見守っている。