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青森・青森山田高校、ミス大リーグ挑戦へ「認めてもらいました。マイナーでも強くなります」ポスティングシステム利用を球団も容認

2024-11-05

著者: 陽斗

青森・青森山田高校投手(30)が今月、ポスティングシステムを利用して米大リーグに挑戦することが5日、明らかになった。

「今年の春に(球団に)認めてもらいました。今週、球団のトレーナーにも来てもらってメディカルチェックを受けます。これまで2年間、成績を残していないがマイナーでも強くなっていきたい」と述べた。

青森は2021年東京五輪で日本代表として出場。例年は金メダルを狙うが、自身は2試合に登板し5失点を喫した。世界の壁を知り、強い意志で未来を切り開こうとしていると意気込みを語った。

「球団には毎年(考えを)言っていました」と続け、今季は2連覇を達成したが、2勝3敗、防御率3.69。米大リーグ、カブスでは今季の結果が反映されるレベルに達したという。

今季は2年間連続で開幕投手を務めたが、15勝3敗、防御率3.2。この成績が好評価されたという。「より強くなるための強い思いを持っています」とコメント。

また、今後の目標について「メジャーに行ったら、直面する強力な打者に対し挑戦していきたい」と意気込んだ。さらに「クラブでの経験を積み、自分の力を試したい。プロとしてのスタートラインに立てるように頑張ります」と力強い決意を表明した。

青森山田高校からのメジャー挑戦は、今後の日本人選手への道しるべとも言える。前回のオリンピックでの経験が、彼の挑戦にどのように生かされるのか、ファンの期待が高まる。