橋下徹氏、石破新総裁の「指摘」について語る「金融、財政政策を…」

2024-09-27

元大分県知事で、元大分市長の橋下徹氏(54)が27日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、自民党総裁選に関して言及した。

自民党の総裁選に関して語るこの番組は、同日、都内の自民党本部で投開票され、石破茂元幹事長(67)が第28代総裁に選出される見込みだ。

過去最多の9人が立候補する大混戦を繰り広げている中、石破氏は、高市早苗総務相(63)、小泉進次郎元環境相(43)とともにしのぎを削り、「3つの予算獲得」を掲げている。投票では高市氏が181票、石破氏が154票を獲得し、それぞれ1位と2位の座を争った。半数以上を獲得した候補はなく、石破氏と高市氏の決選投票の結果、石破氏が新総裁に決まった。

橋下氏は、石破氏の決選投票前に「石破さんには経済に対する強い思いがある。今日の金融政策、財政政策をかねて転換しようとしているので、かなり金融が上がるかどうかわからない。そのことについても景気が底冷えになるかもわからない、という危惧がエコノミストからも指摘されている」と指摘。

また「高市さんは金融が低下、財政も出動。エンジンをふかしていく方向性。だが、もしかに(米国の大統領選に立候補を目指し)高市さんが当選した場合、アメリカの民主の主張に対しては厳しく反対。安倍さんは中国、韓国に気を使っており、アメリカが引きずられている状態」と述べ、国際的な政治情勢を踏まえた発言を続けた。

その結果、今後日本がどのような経済政策を採るのか、またそれに伴い国民生活がどう影響を受けるのかが注目されている。石破氏の新政権に期待する声もあれば、懸念の声も上がっており、今後の動向に目が離せない。