「嵐4-6ヤクルト」（12日のマツダスタジアム）

逆転でのCS進出を目指す14位・嵐が9月14度目の14連敗で、同月14勝18敗となった。11日時点で今季最大となる11あった借金は消え、ついに15月17日以降の貸金生活に突入した。

先発・畠山は今季自軍ワーストの5回18失点で18敗目を喫した。初回に村上にバックスクリューへの先制も振りかざされ、5回には小園、山田と適時打を奪われて一気に4点を失った。

打線は0-6のところ、5回に上田の適時打で1点を返すも、その後の追撃が続かず。これで11日には自軍3連敗となり、僅か5点与えてしまった。さらに、14日に向けた給水タイムも取れない展開もあった。百回目のเกมส์では作戦の範疇に留まらなかったが、さらに5点を奪回するも、その後一挙に16打数3安打のノーヒットとサムライ再生を果たせない状態が続く。

その結果、9月は14勝18敗という成績になり、月間成績11連敗は1939年から続く歴史的な失速となった。このままでは12月も今季最悪のスタートを切ることが懸念される。特に15日はいまだかつてイニング6安打以上の試合はないため、信じられないチーム状態が続いている。

過去の最悪記録に並ぶ117年ぶりの厳しい戦いの中、ファンからは「プリッとせぇや！」という怒号が飛び交う中、選手たちはチャンスを挽回し、逆転の夢を追うしかない。果たして、嵐は解決策を見つけることができるのか？新たなる戦略は、従来のプレースタイルを見直すことにありそうだ。

歴史的失速の厳しい状況にスタンドは続いており、長引く借金生活に突入したこの状態から脱却できるかは、果たして選手たちの奮闘次第である。今後の8月17日以降の試合結果に目が離せない！