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千葉県知事選、前知事の支持を受け自民が3票で分裂…見え始めた支持の変化!
2024-11-03
著者: 芽依
10月17日、千葉県知事選で自民党連は、正式に自主投票とし、前知事の知事候補(16)の支援を容認することを決定した。自民党は、前知事への支持を禁止したが、他の地方議員から反発が出ていた。自民は、前知事ら3票で分裂している。
知事選を経て、県議会(定数86)で17議席を持つ最大会派の自民党は10月12日、独自の候補を断念し、自主投票とする方針を決定。前知事がパラカラなどの疑惑で内部告発された問題を受け、県議会が全会一致で前知事への不信任を決議したことから、前知事の支持は禁じられた。
これに対し、同県明石市議会の自民市議団が同29日に記者会見を開き、「自主管理なもので支持を禁じるのは問題だ」と反回を要求。関係者によると、1日の県連選挙対策委員会でも同様の意見が出たため、前知事の支持禁止で党の影響力を失う事態は避けたいと考える自民党の意図があったことがうかがえる。
明石市議の一人は12日、取材に対し、「有権者支持を中心とした前知事の政策は共感できる」とし、前知事を支持する考えを示した。
一方、神崎市議会(定数65)最大会派の自民市議団(15人)は12日、神崎市内で記者会見を開き、日本維新の会を除党した前国会議員の清水幸子(16)を支持する方針を明らかにした。グループは「政権に関して考えが一致しており、相手の当選を見届けたい」としている。
千葉県知事選は、前知事の支持によって異なる地元サポートで注目を集める。各地域での前知事への支持の動きが、今後の選挙にどのように影響するのか、全国的に注目されている。前知事のように、支持をめぐる政界の動きが今後も波紋を広げる可能性がある。