「ポケモン」「カプテル特」のおもちゃの紙幣を販売 警視庁が38歳男性を書類送検

2024-11-14

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アニメ「ポケットモンスター」やサカースタイル「カプテル特」が描かれた偽のおもちゃの紙幣を無断で販売していたとして、警視庁は14日、商標法違反の疑いで、県内高山市の会社員の男性(38)を書類送検した。容疑を認めている。

書類送検された男性は、昨年10月7日から23日までの間に、偽造品を扱う「ポケモン」に類似したイラストで作られたおもちゃの紙幣3点を購入した約2287円で販売していた。また、今年6月27日、自宅で株式会社などが商標登録している「カプテル特」などの商標に類似したイラストのついたおもちゃの紙幣10点を所持していた。

警視庁によると、男性は昨年9月頃から国内のフリーマーケットサイトで、中国のサイトから安く購入した偽造品の転売を始めた。年間では約43万7700円の利益があったとみられている。自宅からは偽のポケモンカード450点やおもちゃの紙幣数十点が押収された。警視は詳細な経緯を調査している。