2020年8月から監督代行を務め、2021年の就任後は3連覇を果たした

オリックスは24日に、昨季まで監督を務めていた中嶋監督がスカウトアドバイザー（SA）に就任することを発表した。

球団は「海外（外国人選手）を中心とした編成面での助言・サポートを行います。監督時代とは異なる視点から見聞を広め、その知見をもとに球団を支える役割を担います」と役割を説明している。

中嶋監督は2019年から2軍監督を務め、2020年8月に監督代行へと昇格。2021年の就任後は3連覇を果たし、2022年には日本一へと導いた。しかし、昨季は5位に低迷し、10月6日の最終戦後に辞任を表明した。

中嶋監督は球団を通じて「海外も含め、我自身の見聞を広めるためのサポートもしていくので、喜んでお引き受けさせていただきました」とコメントしている。

オリックスは現在、シーズンオフの人事を進めており、新たな監督候補が浮上している。次期監督は、球団の未来を左右する重要な選択となるだけに、多くのファンがその動向を注視している。