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「おい!そのスパイ船!」 イギリス海軍、ロシアの”怪しい船”追跡に潜水艦投入 さらには国防大臣から”超異例の指示”も!?

2025-01-25

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極めて異例の事態

目的はイギリス海軍の情報収集か

イギリス海軍ニュース専門サイト「Navy Lookout」は2025年1月22日、イギリス海軍が原子力潜水艦による追跡を実施していたロシアの情報収集艦に対し、イギリス海軍が原子力潜水艦を投入したと報じました。

これは2024年11月にイギリス海軍が潜行中のロシアの情報収集艦「ヤンタール」号に対して行われた措置で、同艦の追尾にはイギリス海軍の水上艦艇や対潜哨戒機などが投入されていました。

さらに、同じく「Navy Lookout」の報道によれば、イギリス海軍のジョン・リーヴス国防大臣が会議において、11月の追跡事案で潜水艦に対して「ヤンタール」号に近づくことを許可したと明らかにしました。フィーリー国防大臣によると、これは「極めて制約的な措置」であり、その目的は「同艦に対して我々はかなりの動きを全て監視している」と示すためであったとのことです。

このような中で、イギリス海軍が直面しているロシアの増大する海軍活動に対して、一層の警戒を強めていることが伺えます。特に、ロシアの情報収集活動が国際的な緊張を高める中で、どのように対処していくのかが注目されています。

イギリス海軍は今後、さらなる情報収集と国防強化を図るため、国内外の動向を注視していく方針です。国防への影響が懸念される一方、ロシア側の反応も気になる局面となるでしょう。国際舞台でのイギリスの立ち位置が今後どのように変化するのか、関心が集まっています。