自民・和田政宗の反応

自民党の和田政宗参院議員は、12日のウィークリー発信の取材で、日本保守党の百田尚樹代表が「（女性は）30を超えたら子宮を摘出する」と発言したことについて、不快感を示した。

和田氏の発言と撤回

和田氏は8日の取材で、「ええ言うてるんちゃうか」と、「SFと考えて」と前置きしつつ、「30を超えたら子宮を摘出する」「女性は18歳から大学に行かせない」「25歳を超えたら独身の場合は結婚できない法律にする。みんな嫌がる」と声を大にした。その後の質疑応答では、和田氏は批判の上、発言を撤回している。

百田氏の発言に対する疑問

和田氏は12日の番組で、百田氏の発言について「子宮摘出が必要なわけではない。希望もあったのに」とし、そういうことを考えた時に「こんな発言にはならない」と指摘した。また、「公党の代表としてどうなのか。ああ、保守ってこんなものなのか」と疑問視し、「保守勢力からすると非常に切り捨てられるような印象を持ってる」と述べた。

女性の権利に対する敏感さ

さらに、一流大学教授とのインタビューでは、31歳で子供を授かった（立場から見ても）不快極まりないとし、「SFとはいえ、非常に不快極まりない」と返した。このように、保守系の政治家たちは、女性の権利や選択についての発言に敏感であり、さまざまな意見が飛び交う中で、自らの立場を明確にする必要があることを改めて示す結果となった。今後、政治の場で女性問題に関するより深い議論が期待される。