年末年始は大寒波や大雪到来・日本各地で大荒れの予報

2024-12-25

著者: 海斗

12月27日から28日は寒波が日本全体に影響を与える見込みです。

年末年始は短い周期で冬型の気圧配置が強まり、寒さが厳しさを増すことが予想されます。特に明日26日は、サハリンの低気圧からの冷たい風が北日本を通過するでしょう。全国的に雲が広がりやすく、北陸や北部では雪や雨が降る可能性があります。最高気温は平年を上回り、関東から九州は15℃前後まで上がる見込みです。

27日から28日は西高東低の冬型の気圧配置が強まりそうです。上空1500メートル付近で北日本にマイナス12℃、西日本にはマイナス6℃の寒気が流れ込み、平地でも雪が降りやすくなるでしょう。日本海側を中心に大雪となる可能性が高く、注意が必要です。日本海には「JPCZ」(日本海寒帯気団収束帯)が発生し、北陸などに雪雲が次々と流れ込むため、局地的に大雪になる場面も考えられます。

27日は交通の便が乱れる可能性が多く、帰省ラッシュに伴い、通行機関に影響が出るかもしれません。急な大雪による立ち往生などの交通障害や着雪、などにもご注意ください。

年を越えた後も雪が降る可能性が残るため、初日の出の計画を考えている方は、道路状況や交通機関の状態を確認してから出かけるようにしましょう。

新年1月1日元日も、太平洋側を中心に初日の出を挙げる場所が多いでしょう。しかし、朝の冷え込みが厳しくなるので、寒さ対策を万全にしておく必要があります。