科学
南極観測隊、初の女性越冬隊長が第67次隊 「南極観測も多様性の時代に」
2024-10-28
著者: 芽依
南極地域観測推進本部は18日の総会で、来年11月、12月頃に出発する第67次隊の隊長を北海道の青木薫教員、副隊長に国立極地研究所の河内順教員に決定した。女性の「越冬隊長」は初めてのこと。
青木さんは南極海の変化と気候変動の関連などを研究しており、第67次隊以降も2度目の隊…
南極観測の重要性は、地球温暖化の進行に伴い、ますます高まっています。特に、南極の氷床の融解や生態系の変化は、全球的に気候に影響を及ぼすため、観測データが求められています。今回の女性越冬隊長の就任は、科学界でも男女平等や多様性の重要性が認識されていることの表れです。これからの南極研究において、青木隊長のリーダーシップが注目されるでしょう。この歴史的な一歩が、さらなる女性の科学者たちの道を開くことを期待しています。